2017年から開催されている“京都学生アートオークション”
今年3月に第6回目が開催されました。
公益財団法人大学コンソーシアム京都加盟の美術系大学と大学院の学生さんが対象で
平面絵画や工芸、または意欲的な作品を応募する事ができ
その中から25作品程度の狭き門をくぐり抜けた精鋭が
会場である“京セラ美術館 多目的室”にて展示されます。
とここまで書いておき何ですが、実は僕自身も去年初めて知り…
今回、2年連続のオークション参加となりました(結果は後述)
一週間の会場展示された後、同会場でオークションが始まるのですが
前回同様、会場へは行けずwebプレビューからの事前入札させてもらいました。
そして当日の夜…
なんと！お目当ての作品が落札出来ました！
完全に諦めていましたので、落選報告かと思ったらビックリ！
今年、京都市立芸術大学 大学院を修了される
“中村百花”さんの油彩作品『渦になる』です。
２人が後から抱きしめる様な形から、背景と共に溶け合い一体化し
指先の方向へ半時計回りを描くように、渦が巻いているように見えます。
2人は恋人なのか親子なの関係性は分かりませんが、愛情の強さゆえに
一つになろうとしたのか、束縛するために抱きしめて自分の内に取り込もうとしたのか
などなど、観かたによっては色々な想像を掻き立てさせられます(または妄想！)
個人的には、優しい抱擁が感じられ永遠の愛を想起させる素敵な作品だと思います！
うっすら目に見えるような箇所もあったり、気になる所もあるので
個展でお会いする機会があれば、色々と聞いてみたいと思います！
実は、去年も中村さんの作品に手をあげましたが
見事落選…しっかりリベンジを果たした次第でございます(笑)
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