今回は、“神戸アートビレッジセンター(KAVC)”で開催しておりました。
若手芸術家支援企画2022『愛着再考』に行ってまいりました!
KAVCさんは、今年開催された“ART LEAP2022”など
若手芸術家さんの育成支援を支援を積極的に行っており
本展のタイトルは、特定の事柄に対して親しみや愛着を抱きながらも
達観した視点で対象を多角的に見つめなおす、今回展示された3組の作家さんの
制作態度から“愛着再考”と名付けられたそうです。
それぞれが、異なったテーマや作風などで個性を発揮された展示でした!
それでは、一組ずつ画像をドウゾ!
“倉知朋之介”さん
チョコチップクッキー?が題材として展開される
オブジェとビデオを使ったインスタレーション
御本人のパフォーマンス、不穏になる解読不能な言葉と音響
可愛くおびただしいオブジェ、可笑しくも何かを示唆している世界観…
いや~良い意味でぶっ飛んでおられました(笑)
80年代ぐらいのB級ホラー映画を彷彿させるテイストもあったりで
これは何回でも観たくなるぐらいクセになりそうです(笑)
“西川涼香”さん+“山口芽生”さん
以前、尼崎のアートスペース“A-LAB”でも作品を観た事があり
その時は、制作した彫刻と旅をして“彫刻の不在”を表した作品でした。
今回は、その時の彫刻制作での“塑像”が題材となっており
制作映像と共に、型取りなどの割られて消失する粘土や石膏材の画像が
ステッカーとして貼られ、目にする事なく消失する物が顕在化し記憶に残されます。
実際の彫刻はありませんが、過程やイメージは記憶に残り
彫刻とは何かと、色々と考えさせる興味深い作品でした。
“村上美樹”さん
村上さんは“記憶”を題材にしたインスタレーションや立体造形を制作しており
今回は“椅子”を展示されており、あまりに会場に馴染んでおりましたので
気づくのが遅れました。しかも座っても良いとの事!
感染予防対策の一環で、KAVCの一階に設置されていた椅子は全て撤去されたそうで
そこに“居心地の良い椅子”を足したいとの事で、アドバイスをもらいながら
御自身で設計から製作までした上に、しかも2台のソファは
KAVC前にある石のベンチを採寸してサイズを再現したそうです!
作品に腰掛け、窓越しに新開地の景色を見るのもオススメです。
今年も面白い作家さんばかりで楽しめました!
ぜひとも、この企画は継続して頂きたいと願うばかりです。
神戸の整体&カイロサロン - アルモニ・神戸元町|肩こり・骨盤矯正整体