今回は、“ギャラリーヤマキファインアート”さんで開催しておりました。
“狗巻賢二”さん個展『'22 Study』に行ってまいりました!
狗巻さんは、“もの派”と呼ばれる戦後の日本美術史の重要な団体の作家で
1960年代頃から活動しておられ“豊田市美術館”などに作品も収蔵されているそうです。
大阪のアートフェアで、ヤマキさんのブースにて作品を初拝見しましたが
その時の衝撃が忘れられず、今回の個展は楽しみにしておりました。
個展では、80年代の貴重なドローイングも観れるとの事でワクワク!
まずは画像をご覧頂いてもよろしいでしょうか!
初めて観た作品に、またもやお会い出来ましたよ!
この何年もかけて塗り重ねられた絵具に、えぐり取るような線…
画像では、分からないと思いますが絵肌がかなり素敵です…
大工さんが使う墨壺を使った作品や
過去作に
80年代の貴重なドローイングに
自作のローラーを用いた今年の作品もあり、特に目を惹いたのが…
ちょっと分かりづらいかもですが…
キャンバスを切り裂いた箇所を縫っているんです!
他の作品もそうですが、シンプルですごくカッコいいです!
彫塑科出身だったそうで、初期の頃は針金を使った立体作品や
インスタレーションをされていたそうです。生で観てみたかった!
年代的にも、ミニマルアートの影響が感じられ、シンプルな構成でありながらも
重層的な印象を受けます。
単体の作品でも空間に影響を与えるぐらいのエネルギーがあり
その点、ヤマキさんの場所は調和が取れている感じがしました。
個人的に、この時代の作品が好きなのが再認識させられました。
お小遣い貯めてお出迎えしたいです(笑)
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