今回は、“ギャラリーヤマキファインアート”さんで開催しておりました。
“福岡道雄”さん個展『ニッコリ笑っていきましょう』に行ってまいりました!
福岡さんは、1950年代から御活躍されている彫刻家で
その作品の数々は、美術館に所蔵されておられます。
2005年の個展から制作活動を休止され“つくらない彫刻家”宣言をされました。
今回の個展では、“FRP”といった繊維強化プラスチックを用いた彫刻作品や
60年代に描かれた未発表の貴重なドローイングなどが展示されておられました。
とりあえずは画像をドウゾ!
こちらの平面作品なのですが、近くで観ると…
“もういいじゃないですかニッコリ笑っていきましょう”といった言葉が
無数に羅列されており、さらにジックリ見ると違う言葉が書いてあったりします。
しかも書いているかと思ったら、FRPでコーティングしたパネルを器具で掘って描かれているとの事でした!
一文字でも彫り損じたら補修する事も難しそうですし、かなりの大型作品でしたので
想像を絶するほど大変な制作かと思います!僕ならスグ諦めそう(笑)
もう少し小さめの平面作品もあったり
同じくFRPを使った“風景彫刻”や
貴重な60年代のドローイングなども
シンプルにカッコイイですね! さらに…
“つくらない彫刻家”宣言をした以後の2012年に製作された
FRPを指で丸めて箱に詰めた作品も展示されておられました。
かなりシンプルですが、なにか色々な意味が込められてそうな気もします。
ネットなどの画像では観た事はあったのですが、やはり生の作品は圧巻でした!
“具体美術協会”が活動されていた1960年代に、福岡さんは“反芸術”運動を代表する一人として注目されておられました。その時代は“もの派”も活動されておられましたので、また色々と書籍を読み漁りお勉強したいと思います!
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